入管資料(2020年3月27日)入管庁が「送還忌避者の実態について(令和元年12月末現在)」を発表しました。

出入国在留管理庁「送還忌避者の実態について(令和元年12月末現在)」(2020年3月27日)(リンク切れ)

送還忌避者の実態について[PDF・542KB]


報道発表資料

令和2年3月27日
出入国在留管理庁

 退去強制令書の発付を受けたにもかかわらず,様々な理由で送還を忌避する者がおり,その存在は,迅速な送還に対する大きな障害となっているばかりか,収容の長期化の大きなす。
 そこで,送還を忌避している者の実態について取りまとめました。
1. 令和元年12月末現在,退去強制令書の発付を受けて収容中の者は942人であり,このうち送還を忌避する者は 649人(69%)です。
2. 送還忌避被収容者649人のうち難民認定手続中の者は391人(60%),入管関係訴訟係属中の者は75人(12%)で あり,これらの者の総数は445人(69%)です(重複分を除く。) 。
  また,難民認定手続中の者のうち,複数回申請に及んでいる者は227人(58%,最多5回)です。
3. 令和元年12月末現在,退去強制令書の発付を受けて仮放免中の者(被退令仮放免者)は2217人です。
4. 被退令仮放免者2217人のうち難民認定手続中の者は1412人(64%),入管関係訴訟係属中の者は189人(9%)で あり,これらの者の総数は1537人(69%)です(重複分を除く。 ) 。
  また,難民認定手続中の者のうち,複数回申請に及んでいる者は975人(69%,最多6回)です。

法務省入管_発表_20200327_j [送還忌避者の実態について][html][PDF・368KB]

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