法相会見(2022年9月13日)東日本入管センターへの視察

法務大臣閣議後記者会見の概要「東日本入国管理センターへの視察に関する質疑について」(2022年9月13日)(外部リンク:法務省ウェブ

東日本入国管理センターへの視察に関する質疑について 

【記者】
 昨日、牛久市の東日本入国管理センターを視察されたということですが、大臣御自身も「医師の確保は課題」とインタビューでおっしゃっていましたが、実際昨日視察されて課題に感じたものはおありでしょうか。
 あとは、今週金曜日に東日本入国管理センターの被収容者の方が亡くなられた事案をめぐって、御遺族が国に損害賠償を求める訴訟の判決がありますが、大臣御自身は注視していらっしゃるのか、2点お願いします。

【大臣】
 前者についてですが、この春から常勤の医師を確保することができました。ですから、実際に赴き、医師にも感謝を申し上げてきたところです。先ほど申し上げましたが、コロナ禍ということで、収容されている方々には非常に大変気を遣っているということもあります。また、今コロナ禍ということですので、収容施設は何人も同じ部屋に収容することはできませんので、仮放免を多く運用しているという中で、更に飛行機便が飛ばないということもあり、本来であれば送還できる人を送還できないでいるというような問題点もあるのかなと。ただこれは、チャーター便を使うこともあるかも分かりません。
 でも、送還すべき人は送還する、守るべき人は守る、バランスを取った上での話ですので、なかなかコロナ禍の中での仕事というのが非常に困難に直面している面があるという印象は受けました。
 また、カメルーンの方の件ですけれども、入管施設に収容されている方が亡くなられたということは、本当に重く受け止めなければいけないと思います。私どもも、確か平成26年だったかと思いますが、当時もしっかり精査させていただいたところです。ただ、個別の案件については、今係争中の事案ですので、それ以上はコメントすることは控えたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。