【2021年難民10大ニュース】5日目 明暗を分けた五輪代表選手の庇護

大晦日まで、全難連が選ぶ2021年難民10大ニュースをカウントダウン形式で発表しています。

6. 明暗を分けた五輪代表選手の庇護

 7月から8月にかけて行われた東京五輪。二人の代表選手が本国での迫害を逃れるために庇護を希望したが、明暗が分かれる結果となった。

 7月に宿舎から失踪し、その後日本政府に対する難民申請の意向を示したウガンダ重量挙げ選手は、あろうことか、当局が本国の大使館に通報をし、説得され、帰国を余儀なくされた。帰国後、5日間拘束された。

 他方8月に帰国を拒んだベラルーシの陸上選手は、当初から外国への庇護を希望。希望がかなえられ、ポーランドによる庇護が認められた。

【参考情報】

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