発言者:藤原規眞議員(立憲民主党)
日付:2025年3月18日
会議:第217回国会 衆議院 法務委員会
参照:国会会議録検索システム
テキスト抜粋
第217回国会 衆議院 法務委員会 第4号 令和7年3月18日
○藤原委員 立憲民主党・無所属の藤原規眞です。
三月十四日、鈴木法務大臣は記者会見で、同性愛を理由に迫害されたとして来日したチュニジア人の方による難民申請訴訟について、上告断念を発表なさいました。私はすばらしい御決断だったと思っています。もちろん法務大臣として難しい御判断だったとは思いますけれども、私は、大臣の人権感覚は高く評価されるべきものと考えています。
一つ確認させていただきたいと思います。
大臣所信表明で、基本的人権の尊重といった価値をうたいつつ、外国人の人権については配慮という文字を用いられています。尊重ではなくて配慮、これは何らかの意図があるんですか。それとも、ここに言う尊重と配慮というのは同義、同じ意味なんでしょうか。
○鈴木国務大臣 特段違いはございません。同義と考えていただいて結構であります。
例えば、令和四年六月に決定をした外国人との共生社会の実現に向けたロードマップにおきましても、ここには、我々の目指すべき、我が国の目指すべきビジョンの一つとして、外国人との共生について、個人の尊厳と人権を尊重した社会ということもございますし、これはまさに同義と考えていただいて結構です。