【2022年難民10大ニュース】5日目 国籍法3条3項を新設する民法改正法案が国会で審議・可決

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6. 国籍法3条3項を新設する民法改正法案が国会で審議・可決

 第210回国会が12月10日に閉会。民法等の一部を改正する法律案が審議・可決された。これに伴い、認知に基づく国籍取得を認める国籍法3条に、認知に血縁関係がないことが判明した場合、一度取得した日本国籍が遡って「剥奪」される3項が新設。この新設に反対する弁護士有志は、全難連を含む共同提案団体とともに意見書を公表、ロビー活動を行ってきた。結果、法案には、これにより影響を受ける子の法的地位の速やかな安定や施行後の課題の検討等を求める附帯決議が採決された。今後の実務運用が注目される。

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