大晦日まで、全難連が選ぶ2021年難民10大ニュースをカウントダウン形式で発表しています。
4. ウィシュマさん事件（8月、政府調査報告）
３月６日名古屋入管において、スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが死亡した。
好きだった日本に来て、日本の子供たちに英語を教えたいと夢見ていた彼女はどうして死ななければならなかったのか。
映像が残っている２月の後半からは自分で立つことも、歩くことも、食事をすることも、ベッドから起き上がることもできなかった。
どうしてこのような状態の彼女を名古屋入管は病院に搬送しなかったのか。
そこに入管の深い闇がある。この闇は解明されなければならない。
【参考情報】
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- 入管庁「令和3年3月6日の名古屋出入国在留管理局被収容者死亡事案に関する調査報告書」（2021年8月10日）
- 入管庁「令和3年3月6日の名古屋出入国在留管理局被収容者死亡事案に関する調査状況（中間報告）」（2021年4月9日）
- 記事「ウィシュマさんの代理人から見た報告書の欺瞞とメディアの責任」弁護士 指宿昭一／論座（2021年11月22日）
- 記事「名古屋収容女性死亡 入管庁改善、外部の目必要 内向き姿勢、社会の潮流みえず キャンベルさん提言」毎日新聞／和田浩明（2021年9月15日）
- 記事（社説）「入管文書黒塗り 死亡の真相 闇に閉ざすな」信濃毎日新聞（2021年8月23日）
- 記事「（外国人「共生」の実相）日本の入管、希薄だった人権意識 スリランカ女性死亡 原則収容の見直し急務」日本経済新聞／覧具雄人（会員記事）（2021年8月18日）
- 記事（核心評論）「「スリランカ人女性死亡で報告書」 入管への全員収容廃止を 非人間的対応は制度に起因」共同通信／北國新聞（会員記事）（2021年8月13日）
- 記事（社説）「収容女性の死亡 入管の閉鎖性問い直せ」東京新聞（2021年8月11日）
- 記事（社説）「入管での死亡 真相をうやむやにするな」信濃毎日新聞（2021年8月5日）
- 記事（社説）「入管収容で死亡 許されぬ人権軽視だ」中日新聞（2021年5月11日）